アルバイト

経験者が語るスーパーの品出しのお仕事ってどんな仕事?

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こんにちは!今回の記事ではスーパーの品出しのお仕事を詳しくご紹介します。スーパーは住宅街にもあり、近所で働きたい主婦(夫)の方や、高校生に人気のお仕事です。これからスーパーのアルバイトを考えている方は是非参考にして下さい。

スーパーの品出しのバイトってどんな仕事?

私が入ったときには早朝の品出し作業や商品の陳列、値引きシールを貼るなどのお仕事をしていました。意外に力仕事もあって私の場合はまず朝トラックから滑車に積んで入ってくる商品を運転手さんから受け取ってそのまま店舗内に運んでそれからひとつひとつの商品を部門ごとに選別する手伝いをしました。最初のうちは部門の責任者がいてその人から一通り教えてもらえます。慣れてくると自然と身に付いていき、その現場をひとりで任されます。覚えないといけないのはその商品がどこの売り場で売られているかということです。例えばこの商品はどこの部門で売っているのかとか、滑車置場はどこかとか、自分が配属されている部門(私の場合は日販品の売場)の商品の陳列位置はどこかです。またその商品ごとに何列に並べるかも違います。

時給や忙しい時間帯は

忙しい(時計)の画像

スーパーは実は朝が大変せわしなく社員もバダバタしていて忙しい時間帯です。販売業は特に早朝と夕方から夜そしてお正月、クリスマスなどの行事がある前日などは夜遅い時間が特に忙しいと言えます。なので私もアルバイトとして勤務したのは早朝8時から午後1時まででした。シフトは正社員の方にはありますがパート・アルバイトさんは決まった時間勤務する感じです。私の居た店舗では主婦のパートさんが結構忙しい感じでした。時給は900円で月に21日勤務してました。

 

 開店前は大忙し

スーパーの品出しは開店前に商品をしっかりと陳列した状態にしておかなければなりません。普通に並べていけばいいのですが、中には並べていくのが大変なものもあります。特に日販品の中でも納豆は大変でした。早朝8時から開店する10時までの間に滑車を引いてきて商品を並べる所まで終わらせないといけないのでまごまごしてはいられません。「もう開店時間になるから早く終わらせてください。」とよく言われていた記憶があります。それだけとかく早く早くとせかされる時間の中で納豆は大変納品量が多くて種類もたくさんあったし、また売れ残ってしまうものも当然出でくるのでその処理に作業時間がとられます。

まず納豆は日持ちしない商品なので消費期限切れの物は当然のこと処分しなければなりません(値引き品として売れない)。しかも下の方から引っ張ってきて新しいものをお客様は買い求めたがるのが普通で前日閉店してからは誰も陳列棚を整理していない為に消費期限の古いものとまだ新しいものがごっちゃになっていることもよくあります。それを整理してなるべく新しい商品は奥へ下へと入れる訳です。

また違う種類の納豆が混ざっていることもあるのでそれはもう本当に時間がいくらあっても足らない。手早く確実に業務を遂行しなくてはなりません。陳列する商品は納豆のみではないのです。またお漬物は特に袋が濡れていて冷たいし形が原型をとどめないので陳列するときには特に大変な思いをしました。

それから豆腐もあまり乱暴に扱うと崩れてしまい商品としてお店に出せなくなるので扱いには注意が必要です。比較的練り物は乾燥していて型崩れしないので簡単に扱えました。私が入ったときには早朝の品出し作業や商品の陳列、値引きシールを貼るなどのお仕事をしていました。意外に力仕事もあって私の場合はまず朝トラックから滑車に積んで入ってくる商品を運転手さんから受け取ってそのまま店舗内に運んでそれからひとつひとつの商品を部門ごとに選別する手伝いをしました。最初のうちは部門の責任者がいてその人から一通り教えてもらえますがある程度教えられると今度は一人ですべて任されます。ですからその間に一通りのことを覚える必要があります。例えばこの商品はどこの部門で売っているのかとか、滑車置場はどこかとか、自分が配属されている部門(私の場合は日販品の売場)の商品の陳列位置はどこかです。またその商品ごとに何列に並べるかも違います。

商品の陳列が終わるととりあえず店舗の裏側に戻ります。それからパートさんは値段ポップの取替え作業と明日の商品の注文を部門の責任者と相談して決めます。明日の天候や他の競合店の値段あるいは売れている商品を見定めて、それらを参考にして明日の仕入や値段や何を目玉商品にしてそのセール金額はいくらにするのかなどを考えるわけです。ここで計算外のこと例えば次の日雨が降ってお客さんが予想よりも少なかったとか、他の競合店がうちと同じ目玉商品をもっと安く売っていたとかそうしたことが起こると部門責任者はずいぶんと落ち込んでいました。

開店後はほかの持ち場へ行くこともあります

 

開店前はかなり忙しく時間との勝負ですが、開店した後はいっきにすることが少なくなります。私の場合は併設されているパン屋さんの手伝いに回ることが多かったです。そのパン屋さんで13時まで働き、終了することが多かったです。

こんな人におすすめ

どんな人に向いている?の画像

私の場合近所のスーパーで勤務していたため、通勤は非常に楽でした。ただ、朝からせわしなく動き回るので朝早く起きてお仕事をすることに抵抗があり過ぎる人は難しいかもしれません。朝が得意でしっかりと体を動かしたい人にはおすすめです。

基本的に開店前なのでお客様はいませんから接客業という印象は持たないでも良いと思います。ただ私は裏方に回りましたがお菓子や乾物の品出しなどは日持ちするものなので開店した後でもストックから商品を出してきて陳列の作業がありますので「いらっしゃいませ」と挨拶したり聞かれたら分かるようにある程度の売場の見取り図くらいは覚えていた方が良いと言えます。パートさんは特にポップ出しなどの細かな作業も任されていたようなので少しでも働きたいという人には良いと思います。もともと食品を扱うのが好きという人も向いています。

現場の雰囲気

 
 

部門責任者の人が大変おおらかな人でパートさんが休みたい日を聞いてきちんとスケジュール調整もしていました。仮に誰も出る人がいない時には自分が率先して出勤していました。研修帰りに日販品部門の全員にお土産を買ってきてくれたこともありました。そんな部門責任者でしたからコミュニケーションもよく取れていて店長とも仲が良く風通しの良い職場でした。

こういうところが問題点

まとめの画像
 

社員の人は数が非常に少ないです。ほとんどはアルバイトやパートさんの頑張りで支えられています。
また朝開店するまでの準備時間と夕方のお客様の入店数が増えてくる時間帯の人手が足りないという問題点はあると感じます。
私のところもそうでしたが社員がパートさんの代わりに出勤したり、深夜まで残業したりなのでとかく朝だけでも手伝いが欲しいという状況です。

大手の系列スーパーは障害者雇用も推進しています。でも私のところはそうした面でも問題を抱えていました。それはなかなか意思疎通が上手く取れていないことです。
また仕事を覚えることがなかなかできないことです。そこに店長さんの悩みもあったようです。もともと食品を扱うのでスーパーは生活する上でサービスを提供し続けなくてはいけなません。消費税が上がったときスーパーは還元セールを打ち出しなるべく安くお客様に商品を安く提供する努力をしてきました。
またスーパーはもともと大量に安く商品を仕入れて販売しています。それは住宅街や人が集まるショッピングモールに立地していて売れることが見込めるからです。ただ全体としてみるとそう世間が思うほど利益は出ていません。毎日たくさんの商品をたくさん売ることで利益を得ているのが現実です。そこに万引きなどがあればひとたまりもないと言えます。万引き犯を捕まえる万引きジーメンや保安員を雇うにもその人件費がかかります。こうした点はスーパーの実態と言えます。

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